大宮、小田原、四日市、宇部、宮崎、倉敷の6教会で周年記念式典

宇部教会

立正佼成会宇部教会は昨年、発足60周年を迎え、10月17日、事前に収録した記念式典の映像を会員に配信した。式典のスローガンは『60年 道を照らした この仏光(ひかり) 今年も進め まず一歩』。

式典では、辻谷修一教会長を導師に読経供養が厳修され、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。映像作品『60年の歩み』の配信に続き、功労者表彰が行われ、代表者2人に感謝状が贈呈された。

辻谷教会長は謝辞の中で、教会発足の意義をかみしめ、「会員一同、心一つに『明るく、優しく、温かい人づくり』を目指して、地域のお役に立てるよう励んでまいりましょう」と語りかけた。

なお、式典の映像配信に先立ち、教会道場からライブ中継を行い、学生部員らが、18日から31日まで開催される「60周年記念特別パネル展」の様子などを紹介した。

宮崎教会

立正佼成会宮崎教会は昨年、発足60周年を迎え、『「ありがとう」未来につなげよう法のバトン』をテーマに10月17日、教会道場で記念式典を開催した。式典の映像が会員にライブ配信された。

式典では、教会の歩みを振り返る映像作品の配信後、綾部高士教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて文書布教担当(53)が体験説法。10年前に入会し、教えを学び実践する中で相手の立場に立った見方ができるようになり、家族を支える夫に感謝を深めることができた体験を発表した。文書布教を通じて人々の善き縁になると誓った。

ビデオメッセージで講話を寄せた東靖憲西日本教区長は、温かな家庭を築き、多くの人と共に地域を常寂光土にしていく大切さを語りかけた。

倉敷教会

今年、立正佼成会倉敷教会は発足30周年を迎え、10月17日、教会道場で事前に収録した記念式典の映像を同教会のウェブサイトで配信した。

式典では吉岡道予教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。次に、青年男子部長(30)が体験説法。中学から大学まで陸上競技に打ち込んだ体験を語った上で、共に切磋琢磨(せっさたくま)した仲間や、応援してくれた両親への感謝を表し、自分も多くの人を支えられるよう成長していきたいと誓願した。

あいさつに立った吉岡教会長は、一人ひとりが尊いという一乗の教えに触れ、「人を大切にして、多くの人とつながっていきましょう」と述べた。

なお、18日から31日まで教会道場で記念式典の映像を上映するほか、30周年を記念してサンガから寄せられた絵画、手芸などの作品を展示する。