國富理事長が天台宗務庁を訪問 阿部宗務総長、水尾比叡山延暦寺執行と懇談

國富理事長(右)が滋賀・大津市の天台宗務庁を訪問。阿部宗務総長(左から3人目)と懇談した(写真・本会総務部提供)

5月18日、立正佼成会の國富敬二理事長が滋賀・大津市の天台宗務庁を訪れ、阿部昌宏宗務総長、天台宗総本山・比叡山延暦寺の水尾寂芳執行らと面会した。本会の中村憲一郎京都教会長、柳田季巳江総務部次長(渉外グループ)が同行した。

「伝教大師一千二百年大遠忌」にあたる今年、天台宗では関連行事が執り行われる。6月3日の「伝教大師一千二百年大遠忌御祥当逮夜法要」には庭野日鑛会長が招待されていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて、出席を取りやめた。今回は、その挨拶に訪れたもの。

懇談では冒頭、天台宗祖師先徳鑽仰大法会事務局局長を務める阿部宗務総長から、今回の訪問に対する謝意が表された。また、同ウイルスの感染状況を踏まえ、8月4日の比叡山宗教サミット34周年記念「世界平和祈りの集い」の開催のあり方を検討していることが紹介された。

このほか、1921年に行われた「伝教大師一千百年御遠忌」の様子や、山田惠諦第二百五十三世天台座主と庭野日敬開祖の交流などが話題に上った。