成田山新勝寺・橋本照稔前貫首の本葬儀 菅谷千葉支教区長らが参列

橋本大僧正の本葬儀に庭野会長の名代として参列した菅谷千葉支教区長(左)。國司佐倉教会長と共に焼香した(写真・千葉支教区提供)

今年2月に94歳で遷化された、真言宗智山派大本山成田山新勝寺中興第二十一世貫首である橋本照稔大僧正の大本山成田山葬(本葬儀)が5月22日、千葉・成田市の同寺光輪閣で行われた。関係者約400人が出席したほか、信徒ら600人以上が焼香に訪れた。立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として菅谷知正千葉支教区長が参列し、國司恵一郎佐倉教会長が同行した。

橋本師は1939年に得度。大正大学仏教学部梵文学科を卒業後に同寺の法務課に勤務し、86年から寺務長を務め、2002年に貫首に就任した。同寺の発展と信徒の教化育成に努めた。また、教誨師(きょうかいし)として長く活動した。

葬儀では、真言宗智山派管長の布施浄慧大僧正を大導師に読経が行われ、歎徳文が奏上された。弔辞に続き、参列者が焼香した。

なお、第二十二世貫首には、岸田照泰大僧正(同寺前寺務長)が3月28日に就任した。