第52回「青年の日」 全国の青年がコロナ禍でも心をつなぎ、平和への行動

八戸教会は昨年、SDGsの17の目標と各人ができる身近な実践を紹介する冊子を作り、一人ひとりの意識啓発に努めた

全国の立正佼成会の青年部員が地域社会で菩薩行を実践する「青年の日」。その実施概要がこのほど、青年ネットワークグループから発表された。52回目を迎える今年のメーンテーマは昨年に続き、『大河の一滴になろう。』。5月16日を中心に各教会では、新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、工夫を凝らしたさまざまな活動が展開される。

“小さな一滴”が積み重なり、やがて平和の“大河”に

「青年の日」は、1970年に始まった。毎年5月の第3日曜日を中心に、各教会の青年部員が地域社会への貢献や世界平和の実現のため、主体的に活動を展開してきた。

昨年、「青年の日」のメーンテーマやコンセプト、ロゴマークが一新された。メーンテーマの『大河の一滴になろう。』には、社会の中で一人ひとりの行動は“小さな一滴”であっても、それらがやがて積み重なって確実に世界の平和(大河)につながっていくと確信し、その達成に努めるとの願いが込められている。

崩し文字の「青」に少し欠けた丸を描いたデザインのロゴマーク

活動のコンセプトには、国連で定められ、『誰一人取り残さない』をスローガンに進められている「持続可能な開発目標」(SDGs)の視点を取り入れた。法華経の「一乗」と相通じる精神が込められているからだ。SDGsには貧困や格差、環境などの17分野で2030年までの達成を目指すことが示されており、これまで各教会の青年部員が取り組んできた平和活動とSDGsの意義を確認し、改めてその達成に貢献することを推奨している。加えて、一人ひとりが「青年の日」を機に意識を高め、年間を通して、菩薩行を実践していく大切さも強調されている。

「青年の日」当日は、全教会共通の「統一プログラム」として、昨年に引き続き、「全国青年の祈り」が実施される。正午に、一食(いちじき)を捧げる運動の「祈りのことば」を唱和し、それぞれの場で1分間の祈りを捧げる。

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