日蓮宗大本山小湊誕生寺で「日蓮聖人御降誕８００年慶讃報恩式典」が行われた

日蓮宗大本山小湊誕生寺（千葉・鴨川市）の「日蓮聖人御降誕８００年慶讃報恩式典」が２月１７日、同寺祖師堂で行われ、立正佼成会から教団代表として澤田晃成総務部部長が出席した。菅谷知正千葉支教区長（千葉教会長）をはじめ同支教区の教会長１０人が参列した。

１６日が日蓮聖人降誕８００年の節目に当たる。同寺では１５日から１７日まで記念行事が執り行われ、同年慶讃報恩式典はその一つ。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、規模を縮小して実施された。

同寺と本会は長年、交流があり、地元の小湊教会をはじめ千葉支教区や関東教区の教会が同寺の「お会式」に参加してきた。昨年２月１６日に同寺で営まれた「第１回お題目サミット～ともにお題目を唱えよう～」には、庭野日鑛会長が出席した。

教団代表として澤田総務部部長が出席（左から２人目）

１７日の式典には、檀信徒など約２００人が参集。参列者代表８人による誓願言上、参列者全員での専唱題目に続き、石川日命貫首が祈願言上を行った。世界平和に向けて日蓮聖人の大慈大悲を讃歎する祈願を唱えた。この後、唄と舞が奉納され、角濵監鏡執事長があいさつした。

なお、式典に際して境内には、小湊教会の万灯が奉安された。