第49回「青年の日」 世界平和を願い 全国各地で青年たちが社会貢献活動に

立正佼成会の「青年の日」が5月20日、全国各地で実施された。これは、本会の青少年部員が地域社会への貢献、世界平和の実現に向けた行動を“菩薩行”として実践するもので、メーンテーマは『大志~社会変革の風をおこそう~』。今年で49回目を迎えた。全国的に好天に恵まれ、青少年部員約1万1000人が活動に参加。市民の協力を得て、「一食(いちじき)ユニセフ募金」や「チャリティーフェスティバル」「清掃奉仕」「アフリカへ毛布をおくる運動」など多彩な活動を展開した。正午には全国一斉に1分間の「平和の祈り」が捧げられた。

【募金】

『母と子の こころとからだに栄養を』をテーマにした「一食ユニセフ募金」には、全国約150教会が取り組んだ。

山形教会では、「We Support unicef」と書かれた横断幕を掲げ、JR山形駅改札付近と東口駅前広場で青少年部員らが募金を呼び掛けた。「最初は恥ずかしかったけど、だんだんと大きな声が出せるようになりました。世界の子供たちが幸せになるようにこれからも協力したい」と小学生(10)は笑顔で話す。

“世界一の登山者数”でギネスブックに登録されている高尾山(東京都)などで募金を行ったのは八王子教会。中腹にある高尾登山電鉄の高尾山駅前で募金活動を実施し、「一食を捧げる運動」の精神(同悲・祈り・布施)を訴えた。

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