ミンダナオ子ども図書館メンバーが本会訪問 「ゆめトモ交流プログラム」スタート

「ゆめトモ交流プログラム」に参加するため、ミンダナオ子ども図書館(MCL)の奨学生らが本会本部を訪問した

フィリピン・ミンダナオ島にある、「ミンダナオ子ども図書館」(MCL)の奨学生ら13人が5月14日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。MCLは、平和活動を通じた本会のパートナー団体。今回の訪問は、昨年に続いて、本会の青年部員と触れ合う「ゆめトモ交流プログラム」への参加のためだ。一行13人は、16日から27日まで13教会を訪れる。

本会は、平和活動の一環として、毎年、「親子で取り組むゆめポッケ」に取り組んでおり、紛争などで傷ついた世界の子供たちに、本会の小・中学生が手製の布袋(ゆめポッケ)に文房具などを詰めておくっている。紛争が40年以上続いたミンダナオ島の子供たちには2009年以来、MCLの協力によって届けられてきた。今回来日した奨学生たちも、過去にゆめポッケを受け取っている。ゆめトモ交流プログラムでは、MCLと本会のメンバーによる発表を通して、ゆめポッケで結ばれた絆を確かめ合うほか、歌や踊り、演奏などのレクリエーションで親交を結ぶ。

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