大聖堂で「降誕会」 全ての現象を仏の説法と受けとめ精進を 庭野会長が法話

釈尊の誕生を祝すとともに、仏教徒として教えに出遇(であ)えた悦(よろこ)びといのちの尊さをかみしめ、さらなる精進を誓う立正佼成会の「降誕会」が4月8日、大聖堂(東京・杉並区)で挙行された。全国から会員約630人が新型コロナウイルスの感染防止策を施して参集したほか、式典の模様がインターネットでライブ配信(会員限定)された。

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庭野平和財団主催シンポジウム 家族の形が変わると、日本人の宗教性はどうなる?

古来、日本人の宗教的な感情や性質、すなわち宗教性は、先祖がつくった「家」を子孫が代々受け継いでいく中で培われてきた。しかし、さまざまな社会変動の影響によって、これまで家の中で当たり前に行われてきた正月、節分などの年中行事や、人の一生にまつわる通過儀礼、墓の問題を含む信仰の継承が今、大きく揺らいでいる。こうした現状を受けて、公益財団法人庭野平和財団は3月27日、『家族と宗教』をテーマに、オンラインでシンポジウムを開催。研究者や宗教者ら40人が参加した。

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明社が「こどものためのSDGsセミナー」開催

2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)は今年、達成期限の30年に向け、折り返しの年を迎えた。期限内の達成に向け、立正佼成会が協力団体として参画するNPO法人明るい社会づくり運動(明社)は、全ての人がそれぞれの生活とSDGsに掲げられる社会課題を結びつけ、「自分事」と理解し、具体的な行動につなげることが重要と捉え、市民の学びの場を企画。講師には、子供から高齢者まで、それぞれに合った方法でSDGsの啓発や情報発信を行っている一般社団法人環境市民プラットフォームとやま(PECとやま)の堺勇人常務理事(事務局長)を招聘(しょうへい)した。

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令和5年次「学林入林式」 ユナン師、庭野会長が入林生を激励

立正佼成会学林の令和5年次「入林式」が4月2日、庭野日鑛会長臨席のもと法輪閣大ホール(東京・杉並区)で執り行われた。今年次は、本科60期生2人、光澍大学科49期生6人、ロータス奨学生16期生4人、同17期生1人、光澍高校科18期生7人、芳澍女学院情報国際専門学校30期生6人が入林。入林生の出身教会の教会長、保護者、学林スタッフら140人が門出を祝った。

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プロの演奏を身近に体感 TKWO「吹奏楽大作戦2023」

東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)の各種演奏会やイベントの中でも根強い人気を誇る「吹奏楽大作戦2023」が、4年ぶりに帰ってきた。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 3月の法話から

3月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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内藤麻里子の文芸観察(43)

犯罪に手を染めたり、犯罪者として糾弾されたりする人々に何が起きていたのか。川上未映子さんの『黄色い家』(中央公論新社)は、なかなか見えてこない彼らの裏側にある一つの類型に切り込んだ。それは、家にいられない少女たちが模索する生きる道であった。

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