「戦争に“聖”はない――キリル総主教」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
戦争に“聖”はない――キリル総主教
世界教会協議会(WCC)は10月19日、イオアン・サウカ総幹事代行とロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教が、17日にロシアの首都モスクワで懇談した内容を明かした。
“平和の叫び”を継承して――「世界平和祈願の日」から36年(海外通信・バチカン支局)
ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が、1986年に世界の諸宗教指導者に呼びかけ、イタリア中央部にある聖都アッシジで「世界平和祈願の日」を実現させてから36年が経過した。その「アッシジの精神」を継承する聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体=本部・ローマ)主催の「第36回世界宗教者平和のための祈りの集い」が10月23日から25日まで、『平和の叫び』をテーマに、ローマ市内のコンベンションセンター「ラヌヴォラ」と、ローマ帝国時代の古代史跡「コロッセオ」で開催された。世界50カ国の諸宗教指導者、政治指導者や識者らが参集。立正佼成会から、赤川惠一国際伝道部部長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)、水藻克年ローマセンター長、加瀬育代渉外グループスタッフが参加した。
現代を見つめて(77) 旅が教えてくれるもの 文・石井光太(作家)
旅が教えてくれるもの
国が観光需要を喚起させるために行う「全国旅行支援」がスタートし、久々に旅行熱が高まり出している。対象となるのは、主に娯楽としての国内旅行であり、コロナ禍によって長らく停滞した観光産業を活性化させるのが目的だ。
笑トレで元気に――健康と幸せを呼ぶ“心の筋トレ”(3) 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子 (動画あり)
インドにはもともと、瞑想法(めいそうほう)の一つとして「笑う・泣く・沈黙する」という行がありました。笑うことや泣くことが沈黙することと同様に、精神に良い影響を与えるということが知られていたのです。