欧米キリスト教の凋落を非難するキリル総主教(海外通信・バチカン支局)

世界教会協議会(WCC)のイオアン・サウカ総幹事代行はこのほど、同中央委員会から要請を受けてロシアの首都モスクワを訪問し、ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教と懇談した。WCCのプレスリリースが10月17日に明らかにした。

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令和4年次職員人権啓発講座 「アライ」を目指して

『同性パートナーシップ規程から考える人権~アライになろう』をテーマに、立正佼成会の「令和4年次職員人権啓発講座」(第28回、主管・本会人権啓発委員会)が10月5日、オンラインで開催された。教団職員約350人が参加した。

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核兵器の脅威を歴史から学べ――教皇(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは10月9日、バチカン広場で、海外の移民や病者、貧困者のために生涯を捧げたジョバン・バッティスタ・スカラブリーニ司教(イタリア人、1839~1905)と、アルテミデ・ザッティ修道士(イタリア人、サレジオ会の修道士)の列聖式を挙行した。

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バチカンから見た世界(128) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

世界の諸宗教者が対処すべき4課題――教皇

9月14日、カザフスタンを訪問していたローマ教皇フランシスコは、首都のアスタナ(旧ヌルスルタン)で開かれた「世界伝統宗教指導者会議」の開会式に出席した。

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核の軍事使用は犯罪――教皇(海外通信・バチカン支局)

9月26日は、今年で9回目を迎えた「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」にあたる。だが、ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は同日、「ロシアは、必要ならば、核ドクトリン(理念)に沿って核兵器を使用する権利を有する」と発言した。

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「ミンダナオ島で『シルシラ対話運動』が活動再開」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

ミンダナオ島で「シルシラ対話運動」が活動再開

第二次世界大戦中に旧日本軍によって侵攻され、戦争末期には兵士だけでなく、日系人を含む数万人が犠牲となったフィリピン南部ミンダナオ島。住民の大半がムスリム(イスラーム教徒)の島だったが、戦後、人口が過密な同国中北部からカトリック信徒を中心とする大勢の移民が入植し、社会の主導権を奪われたムスリムの怒りが爆発した。

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新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(53)

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、家族やサンガ(教えの仲間)たちと心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、横須賀教会青年婦人部員です。

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バチカンから見た世界(122) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

世界を分断するウクライナ侵攻

英国のボリス・ジョンソン首相とイタリアのマリオ・ドラギ首相が相次いで辞職したのは、今年7月のことだった。両指導者は、ロシアによるウクライナ侵攻を強い口調で糾弾し、武器供給を含めたウクライナへの支援を提唱してきた。

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自身を卑下し謝罪する教皇は強い勇気と謙遜の主――先住民指導者(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは7月25日、カナダ先住民との癒やしと和解に向けた「悔い改めの巡礼」でカナダ西部マスクワシスを訪れ、同国連邦政府による同化政策に協力した寄宿学校の跡地であり、犠牲となった多くの先住民の子供たちの墓地がある「熊の丘」で、カナダ先住民に何度も「許し」を願った。

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大慧會教団の石倉会長が来会 庭野会長と懇談 新宗連理事長就任のあいさつに

立正佼成会の庭野日鑛会長は7月13日、今年6月に新日本宗教団体連合会(新宗連)の新理事長に就任した大慧會教団の石倉寿一会長の来訪を受け、法輪閣(東京・杉並区)で懇談した。新宗連の大滝晃史事務局長が同行し、國富敬二理事長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。

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