東北支教区 オンライン平和学習会 航空写真で爆心地周辺の様子を確認
中学・高校生が広島の原爆の被害について学ぶ立正佼成会東北支教区の「オンライン平和学習会」が9月5日、ウェブ会議システムを使って行われた。11教会から84人が参加した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で実際に戦跡を訪れることが難しい中、オンラインによる体験を通して広島での学びを深めようと企画された。
共生へ――現代に伝える神道のこころ(7) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部准教授)
元気な子供の声が聞こえてくる 鎮守の森・神社での「人間教育」
埼玉県越谷市越ヶ谷に大国主命(おおくにぬしのみこと)、言代主命(ことしろぬしのみこと)を主祭神としてお祀(まつ)りする久伊豆(ひさいず)神社という古社がある。創建時期は不詳とされるが、平安中期以降から旧武蔵北部を中心に、武士や庶民の信仰を集めてきた社(やしろ)である。境内の片隅には「平田篤胤仮寓跡(ひらたあつたねかぐうあと)」と呼ばれる旧跡や篤胤奉納の大絵馬があることで知られ、国学者の平田篤胤とも由縁の深い社でもある。現・越谷市の中核となった旧・四丁野村、越ケ谷宿、大沢町、瓦曽根(かわらぞね)町、神明下村、谷中村、花田村の七カ所の鎮守の社として知られている。加えて八方除(はっぽうよけ)、除災招福の霊験あらたかな神社として有名で、祈願のために関東一円のみならず、遠方から参詣する崇敬者も多い。
東京西支教区「オンライン サマーフェスタ」 少年・学生部の仲間たちとつながり、鼓笛隊やバトン活動の楽しさ共有
少年・学生部員を対象にした立正佼成会東京西支教区の「オンライン サマーフェスタ」が8月22日、ウェブ会議システムを使って開催された。13教会から約210人が参加した。
「9月11日は破壊と死の暗黒日――米国のカトリック司教会議」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)
9月11日は破壊と死の暗黒日――米国のカトリック司教会議
2001年9月11日に発生した米国同時多発テロから20年の歳月が流れた。米国のカトリック司教会議議長を務めるホセ・オラシオ・ゴメス大司教(ロサンゼルス大司教区)は9月10日、同テロに関する声明文を公表した。
唯仏与仏(91) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話
だれしも自己の向上のために生きているのですが、それは仏教でいえば「仏になる」ためにほかなりません。ただ、それを自覚していないだけなのです。「仏になる」というと、抹香くさいことのように感じるかもしれませんが、「仏になる」というのは「目ざめた人になる」ということで、「人間は何のために生きるのか」「人間はどう生きるのが正しいか」ということを、はっきりと自覚することにほかなりません。
TKWO――音楽とともにある人生♪ アルトクラリネット・瀧本千晶さん Vol.2
小学2年生でクラリネットを始めた瀧本千晶さんは、高校でも吹奏楽部で練習を重ね、演奏を続けた。さらに高みを目指して、東京藝術大学(藝大)器楽科に進んだ。今回は、瀧本さんが進学する上で巡り合った不思議な縁や、在学中の苦労、プロの演奏家を志すきっかけなどを聞いた。
今、できることを――コロナ禍における教会のチャレンジ(2)
新型コロナウイルスの感染拡大により、以前のように対面や集合での活動ができない中で、立正佼成会の各教会では、デジタルコンテンツや通信機器を活用したメッセージの発信などを通して会員同士のつながりを深め、布教活動を展開している。コロナ禍の中にあって、地域や教会の実情を踏まえて工夫を凝らし、精進と布教に尽力する教会の取り組みを『今、できることを――コロナ禍における教会のチャレンジ』と題して紹介する。今回は秋田教会。
「親子で取り組むゆめポッケ」 今年のキャンペーンが終了 各教会の取り組み
世界の各地で起きている紛争や迫害によって傷ついた子供たちのために、立正佼成会の小学生、中学生がおもちゃや文房具を手作りの袋に詰めておくる「親子で取り組むゆめポッケ」(青年ネットワークグループ主管)のキャンペーンが8月31日、終了した。5月1日からの期間中、参加教会では新型コロナウイルス感染防止のため、家庭を中心に取り組みが行われた。また、オンラインを活用した学習会なども実施された。
『辺野古建設反対運動になぜ宗教者が取り組むのか』 日本基督教団佐敷教会 金井創牧師
現在、沖縄・名護市辺野古で米軍の新基地建設工事が進められています。私は牧師として15年前に沖縄に赴任して以来、基地建設反対運動に取り組んできました。辺野古の海に出て、船上から抗議の声を上げ続けています。それはなぜかといえば、基地建設はまさに「いのちの問題」だからです。