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「時代」の声を伝えて――文学がとらえた80年(1) 文・黒古一夫(文芸評論家)
文学(者)の役割と「時代・状況」との関わり
「『時代』の声を伝えて」という連載は、「1938(昭和13)年~1950(昭和25)年」以降、約10年ごとの戦後の時間を対象に、文字通り「時代の声」を代弁する企画である。つまり「時代を刻印する」文学作品の歴史的・芸術的意味を考察するという試みでもある。果たして「文学」はこの80年間どのような「声」を上げ続けてきたのか、読者の皆さまとご一緒に考えていけたら、と思っている。
1月31日に一食・JANIC共催「NGO組織強化大賞」が決定 ノミネートとなる部門賞受賞4団体を発表
国際協力NGOの組織強化の取り組みを表彰する「NGO組織強化大賞2017」の授賞式が1月31日に行われる。主催は立正佼成会一食(いちじき)平和基金と国際協力NGOセンター(JANIC)。これに先立ち、このほど、4項目の部門賞の受賞団体が発表された。
佼成出版社から『つなぐ看護 生きる力――ホリスティック医学への挑戦とメッセージ』(山田幸子著)が発刊
「ホリスティック医学」とは、人間を臓器の集合体と捉えるのではなく、目に見えない霊性を含めた「体・心・気・霊性」などがつながる統合体であるとの考えに基づいて、統合体である「いのち」そのもののエネルギーを高めることを目的とした医療をいいます。
バチカンから見た世界(48) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)
ローマ教皇を感動させた一枚の写真と核兵器廃絶
ローマ教皇フランシスコは1月15日、南米のチリとペルーを訪問するため、ローマのフィウミチーノ国際空港を飛び立った。両国訪問は22日までとなっている。離陸後、教皇は、1945年に原爆投下直後の長崎で米軍の従軍カメラマンが撮影した「焼き場に立つ少年」の写真カードを70人の国際同行記者たちに配布し、こう述べた。
天台宗の小堀執行が本会を訪問 川端理事長と懇談
天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行が1月11日午後、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、事務庁舎で川端健之理事長と懇談した。延暦寺から獅子王圓明総務部長(副執行)、中島隆乗総務部主事が同行した。
法華三部経を読誦する寒修行 大聖堂では1月20日から
『法華三部経』の全巻読誦(どくじゅ)を通して自らの心を見つめ、それぞれが1年間の目標を定める「寒中読誦修行」(寒修行)が、大聖堂(東京・杉並区)をはじめ全国の教会、地域道場などで始まる。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ホルン・木村淳さん Vol.1
日本トップレベルの吹奏楽団として知られる東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)。演奏会をはじめ、ラジオやテレビ出演など、多方面で活躍する。また長年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲の参考演奏を行っていることから、特にコンクールを目指す中学生・高校生の憧れの存在でもある。本企画の第5回は、ホルン奏者の木村淳さん。今回は、楽器との出合いや、その魅力について聞いた。
作家・石井光太氏の書籍『43回の殺意――川崎中1男子生徒殺害事件の深層』が発刊
本紙の連載『現代を見つめて』の著者で、作家の石井光太氏の『43回の殺意――川崎中1男子生徒殺害事件の深層』(双葉社)がこのほど出版されました。