新着
新宗連青年会が平和学習会 アジア青年平和使節団の歴史と意義をかみしめる
『アジア青年平和使節団の歴史とこれから』をテーマに新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会)の「アジア青年平和使節団 平和学習会プログラム」が2月19日、オンラインで開催された。加盟教団の会員信徒30人が参加した。
コロナ禍での宗教者の役割とは 国際宗教研究所が公開シンポジウムを開催
『コロナ禍を見据える宗教者の視座』をテーマに国際宗教研究所の公開シンポジウムが2月19日、オンラインで開催された。研究者や宗教者など118人が参加。立正佼成会から中央学術研究所の橋本雅史所長らが参加した。
「ロシア正教を破壊しようとしている」とプーチン大統領がウクライナを非難 政治の問題が宗教に影響(海外通信・バチカン支局)
ロシアのプーチン大統領は2月21日、国民に向けたテレビ演説の中で、ロシア系住民(親ロシア派勢力)が実効支配しているウクライナ東部ドンバス地域の一部の独立を認める大統領令に署名したと発表した。ロシアが一方的に独立を承認したのは、親ロシア派勢力が自ら名付けた「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」だ。
【大峯千日回峰行大行満大阿闍梨・塩沼亮潤さん(福聚山慈眼寺住職)】この世には多くの苦難が 「慈しみの愛」で助け合って
いつの時代も真実を理解して、「自らの心を明るく前向きにし、いかに地に足をつけて歩んでいくかが大事」。大峯千日回峰行大行満大阿闍梨(だいあじゃり)の塩沼亮潤師はそう語った。一方、困っている人には「思いやりの心を」と話した。新型コロナウイルスの影響によって、日常生活が大きく変化する中で、不安を抱える人は少なくない。コロナ禍の受けとめ方や、夢を抱いて生きる秘訣(ひけつ)について話を聞いた。
第39回庭野平和賞 南アフリカの聖公会司祭 マイケル・ラプスレー師に
「第39回庭野平和賞」の受賞者が、南アフリカの聖公会司祭であるマイケル・ラプスレー師(72)に決まった。公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)が2月21日、京都市のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。同日、ローマでも発表された。
こども食堂から築く共に生きる社会(2) 文・湯浅誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)
地域に根を張り続けて
2018年、全国のこども食堂の数を初めて集計した私たちは、驚くべき数字に出会いました。「2286」。全国から寄せられた「うちの県には、今これだけこども食堂があるよ」という数を足し上げていったらその数字になったのです。
教皇がメッセージ 「人類が戦争に執着することは悲劇」(海外通信・バチカン支局)
ローマ教皇フランシスコは2月18日、東方典礼を執(と)るカトリック教会を管轄するバチカン東方教会省の総会に出席し、参加者に対して、「今、この瞬間に、あらゆる地域で多くの戦争が行われている」と警鐘を鳴らした。教皇はこれまでも、各地で紛争が続く状況を「断片的に第三次世界大戦が進行している」と述べてきた。
ミャンマー政変から1年 WCRP日本委、ミャンマー委が人道支援
ミャンマーでは国軍がクーデターによって政権を掌握してから1年が経過した。国軍による非常事態宣言は延長され、市民への弾圧が続いている。人々の抵抗は続いており、政情不安による人道危機は深刻だ。世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は昨年6月から人道支援募金を実施。立正佼成会も協力し、会員から4500万円を超える浄財が寄せられた。これらの支援金を基に現在、WCRP/RfPミャンマー委員会で支援活動が進められている。(写真提供=WCRP/RfP日本委)
全国の壮年部員がリモートで法座 コロナ禍の活動について率直に語り合う
昨年6月に行われた立正佼成会の「壮年(ダーナ)総会」の実行委員が中心となり、全国の壮年部員をリモートでつなぎ、思いを分かち合う新たな取り組みが始まっている。各教会では、コロナ禍の影響で活動の多くがオンライン化され、自由な時間に教えに触れられるようになったといった喜びの声が上がる一方、デジタル通信機器を持たない高齢層の会員の中には、サンガ(教えの仲間)の輪から取り残されたような寂しさを感じる人も少なくない。こうした各教会の実情を共有しながら、全ての人が「大事にされている」と思える活動のあり方を率直に語り合い、模索していくことがねらいだ。