WCCに届けられた広島からの流し灯篭(海外通信・バチカン支局)

WCC提供

プロテスタント、正教会、英国国教会や聖公会など、世界120カ国以上、352を超えるキリスト教諸教会の連盟組織である世界教会協議会(WCC=本部・ジュネーブ)は9月23日、原爆犠牲者を追悼する「平和の流し灯籠(とうろう)」が広島からWCCのエキュメニカル・センターに届いたと発表した。

プレスリリースによると、「広島の若き市民たちによるメッセージが添えられた22個の灯籠は、平和都市としてのジュネーブ市、国連欧州本部、WCCを含む種々の機関に送付されたもの」と明らかにしている。「WCCは、核兵器が依然として全ての人にとっての問題であり、核廃絶には、大なり小なり、皆に支えられる集団的行動が必要であることを思い起こすために、この灯籠を受領した」と伝える。WCCの青年報道担当者であるローダ・ムファンデ氏は、「広島の子どもたち[忠竹1.1][幸齋1.2]から受け取った流し灯籠には深い意味がある」と述べ、「流し灯籠は過去の記憶だけではなく、平和が暴力に打ち勝つ世界の構築に向けた新世代の希望を運んでいる」と評価した。
(宮平宏・バチカン支局長)

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