一食運動オンラインセミナー 「“楽しくまなぶ”学習会のススメ」開催

(Zoomの画面から)
「一食(いちじき)を捧げる運動」(一食運動)のさらなる推進を図る「一食啓発月間」(9月)に向けて、立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=山中快之教務部長)は5月30日、一食運動オンラインセミナー「“楽しくまなぶ”学習会のススメ」を開催した。各教会の一食推進担当者ら約380人が視聴した。
このセミナーは、「楽しくまなぶ」をコンセプトにした参加型学習(ワーク)を実際に体験し、教会や少人数の集まりの場で一食運動や支援先の人々の現状に関する学習会を開催する方法とその心構えを学ぶもの。『こころがよろこぶ一食』をテーマに掲げる一食運動「中期推進計画」の一環として取り組む「“楽しくまなぼう”いちじきFUN×FANキャンペーン」の第一弾とされている。
当日は、同基金事務局長の秀島くみこ総務部主幹(渉外グループ)が、“楽しくまなぶ”学習会の「持ち方」を解説した。秀島事務局長は、学習会に講義形式ではなく、ワークショップの形式を取り入れることにより、貧困や環境など世界の諸問題が自分の生活に関係する出来事に感じられ、問題を「自分ごと」として捉えやすくなると説明した。参加者同士が意見交換や経験の共有というプロセスを経て問題解決の方策を探る中から自分たちの答えを見つけ出すことに、参加型学習の意義があると話した。
また、学習会を進めるファシリテーターには、皆が緊張せずに安心して話し合える雰囲気をつくる重要な役割があると説明。学習会で出た発言を批判・否定しないでよく聴きながらアイデアや意見を引き出し、気づきにつなげる一方で、相手の意思を尊重して「話したくない時には話さなくてもOK」というメッセージを伝えることも大事にしてほしいと述べた。そうした「約束ごと」を明文化し、参加者全員で意識すると、“楽しくまなぶ”ことにつながると語った。
さらに、学習会のプログラムの組み立て方については、参加対象や学ぶ目的を明確にする必要性を伝えた上で、プログラム事例として、緊張をほぐす「アイスブレイク」、「学習会の流れや『約束ごと』の説明」、一食運動の精神や実践、一食の支援事業に対する理解を深めるための「中心となるワークショップ」、参加者一人ひとりの感想や学んだ内容を確認する「振り返り」、学習会全体の学びのポイントについて再確認し、ワークショップで取り上げた支援事業についての補足情報などを追加説明する「まとめ」の順に行う流れを提示した。
この中で、「中心となるワークショップ」については、教会によって参加人数の多少や年齢層の違いなどを考慮しながら、一食運動に関する各種ツールなどを一覧で参照できる「一食を捧げる運動推進ツールカタログ」を紹介。「ワークやツールを活用して楽しく学ぶ機会が増え、一食実践の輪が広がっていくことを願っています」と語りかけた。
なお、参加者は「こころがよろこぶ一食ワーク(第2の扉)」「一食ワーク エッセイを読んで話し合おう」の二つのワークショップも体験。「学習会を開催して青少年育成につなげたい」「プログラムの組み立て方について、相談に乗ってもらえて安心」などの感想の声を届けた。
最後に、山中委員長がまとめの言葉を述べた。
現在、同キャンペーンの旗印の下で、一食運動や支援事業について楽しく学びながら主体的に実践するよろこび(FUN)を味わい、仲間(FAN)の輪を広げる推進活動が展開されている。今後、キャンペーン第二弾として、セミナーの内容や推進ツールカタログを活用した参加型学習会の企画を推奨するとともに、9月の啓発月間には教会や仲間内で学習会を開催することが提案されている。
また、啓発期間中に同基金事務局が行う「一食オンライン事業報告会」(下記告知参照)に仲間を誘って参加し、その後に自教会で感想や気づきを分かち合う時間を設ける形で気軽に学習会を開くことも可能となっている。
一食オンライン事業報告会 南スーダンにおける学校給食事業
【日時】9月26日(土)10:00~11:30
【実施形態】Zoom
【報告者】認定NPO法人国連WFP協会
【申し込み方法】Kitaiサイトより、9月20日(日)までにお申し込みください。詳細は、下記の同サイトURLから申し込むか、もしくは一食平和基金事務局(渉外グループ内)へお問い合わせください。
【お問い合わせ】
同事務局 TEL 03(5341)1850
サイトURL:https://rk-kitai.org/lectures/202503-06-jigyouhoukokukai





