秋田教会「立正佼成会竿燈会」 竿燈まつり妙技大会団体自由で4位

真夏の夜空に黄金色の竿燈が舞う(秋田教会提供)
「ドッコイショー、ドッコイショ」。威勢のいい掛け声が響く中、黄金色の竿燈(かんとう)が大空に揺れ、会場の観客を魅了する。
真夏の病魔や邪気を払い五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「秋田竿燈まつり」が8月3日から6日まで秋田市内で開かれ、秋田教会の「立正佼成会竿燈会」が力強い演技を披露。期間中に催された「第78回竿燈妙技大会(昼竿燈)」の団体自由〈大若〉で4位の好成績を収めた。
地域貢献と交流の輪を広げようと結成された竿燈会は、今年で発足25年を迎えた。メンバーは会員に限らず、地域の人々(未会員)を交えて構成。数ある竿燈会の中から立正佼成会の竿燈会を選び、仲間に加わる人も少なくない。教会のサポートも手厚く、本番までの3カ月間とまつり期間中、教会施設を稽古場として開放するほか、食事や飲料を提供して活動を支えている。
4位に入った団体自由〈大若〉とは、竿燈を支える五種の技「流し」「平手」「額」「肩」「腰」を、5人の「差し手」が順番に繰り出していく種目。竹を継いで高さの増した竿燈を操りながら、独創的な演技で技と表現力を競い合う。
両手を広げてバランスをとる妙技「額」を繰り出す差し手
46チームが出場した予選を3位で突破。初進出となった6日の決勝では上位8チームによる熱戦に挑んだ。竿燈の落下や竿(さお)の破損による失格が相次ぐ中、教会チームは五つの基本技を全て成功。花笠や扇などの装飾も効果的に取り入れながら、終始安定感のある妙技を披露した。
今回の快挙に、教会サンガからも喜びの声が上がった。差し手の5人目を担った青年男子部員(32)の母親(66)は、道場健幸行(けんこうぎょう)の責任者として、法座席でテレビ越しに声援を送った。「小学3年から竿燈を続けてきた長男が、大役を果たしてくれました。諦めずに努力を重ねれば必ず成長できることを、息子の姿が示してくれました」と話し、目に涙を浮かべた。





