絵画でめぐる四季

絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 3月

『預言者』

大学の教員をしていた祖父の家には、本で埋め尽くされた書斎がありました。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 2月

『もりのなか』

少女と蓑虫(みのむし)の出会いを描いたこの作品は、私の幼少期の愛読書、マリー・ホール・エッツの絵本からタイトルを付けました。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 1月

『星を目指す白鳥の話』

「ぼくはいつでも自分をどこか、或(あ)る目的地へゆく旅人であるように思う」
——ゴッホの手紙より

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 12月

『Snow forest』

遊園地のメリーゴーラウンドを観(み)るのが好きです。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 11月

『菊慈童』

古代中国を舞台にした童子の伝説は、不老不死の祝儀話として日本に伝わり、「菊慈童」の名で能や絵画の題材となりました。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 10月

『アラネア』

アラネアとはラテン語で「蜘蛛(くも)」を意味します。この作品は、坂口安吾の幻想的な短編小説『夜長姫と耳男』 から発想して描きました。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 9月 

『九月姫』

この作品は、イギリスの小説家サマセット・モームが生涯で唯一書いた童話『九月姫とウグイス』の一場面から着想しました。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 8月

『使者』

この絵は、マハトマ・ガンディーが獄中から弟子へ書き送った手紙の一節『われわれはみな一生涯、生命の借り手であり、〔それゆえに〕永久に世界に仕える義務(つとめ)があります』――から発想を得て描いたものです。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 7月

『しらふね』

この風景画を描くにあたって取材した御射鹿池(みしゃかいけ)は、長野県にあるため池です。

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絵画でめぐる四季 ~山口暁子の世界~ 6月

『to have a secret place』

タイトルを直訳すると「秘密の場所をもつこと」となります。

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