生々流転

横山大観の「生々流転」を目にし、自然を撮ることの意味を感じた。山頂に降った雨が山肌を走り、谷川や大河を経て海に流れ込む。海に流れ込んだ水はやがて水蒸気となり再び山頂に雨を降らす。自然は長い時間をかけて命を育み、地球上の全てに恩恵をもたらしている。森は命の宝庫。自然を撮ることは命を見つめること。