長岡教会 地域の花まつりでパフォーマンス マトイやダンス披露

立正佼成会長岡教会は25年以上にわたり、宗教協力の一環として、長岡市仏教会が中心となって催している「長岡市花まつり」に参画してきた。今年5月5日、同まつりの100回目を記念する式典でも、催しを盛り上げるパフォーマンスを披露。運営の陰役も担い、まつり前夜には、壮年部員34人が作務衣(さむえ)姿の僧侶らと共に会場となるアオーレ長岡で設営に汗を流した。

当日は、会場入り口に甘茶接待所が設けられ、同教会の会員が来場者に灌仏(かんぶつ)を勧めるとともに、地元のフードバンクへの支援を呼びかけた。

長岡市仏教会の鷲尾純一会長(浄土真宗本願寺派託念寺住職)は、「佼成会さんには長年、花まつりをはじめ、私たちの取り組みに熱心に、積極的に参画して頂き、本当に有り難い限りです。仏教会の加盟各寺も、宗派によって儀礼儀式などは異なる点もあります。それでも、違いを超え、共通点を大事にしていくという価値観を佼成会さんとも分かち合いながら、共に歩んでいきたい」と語る。

記念式典のパフォーマンスでは、法被姿の青年男女部員、少年部員らが先陣を切った。にぎやかな鳴り物に合わせて4基のマトイが高々と舞うと、会場の空気が一気に盛り上がった。

続いて、オリジナルの白いTシャツでそろえた青年部員らがステージに登場。平原綾香さんの曲「Jupiter」に合わせて創作ダンスを披露した。「奇跡」「ひとりじゃない」といった歌詞を手話で表現し、表情豊かにパフォーマンスを見せた。最後に出演者90人全員でフィナーレを迎えると、約400人の観客から盛大な拍手が送られた。

ステージ発表責任者を務めた教務部長(41)は、2004年に起きた新潟県中越地震による悲しみを抱え、それでも前を向き、復興を信じて今を生きる長岡市民の心を支えた一曲が「Jupiter」だったと振り返る。「今回、『子どもたちに平和を伝える花まつり』をステージ発表のテーマにしました。平和とは、暮らしの中で多様性を尊び、世の中に幸せを広めていくこと。そう受けとめ、皆で話し合い、佼成会らしいマトイと、手話を交えたダンスを披露しようと決めました」と語る。

創作ダンスで出演した女子少年部員(9)は、「緊張したけど、ママと練習した成果が出せました。楽しかったから100点満点!」と笑顔を見せた。女子少年部員(13)は、「練習を続けながら、どうやってダンスで『平和』を表現しようかとずっと考えてきました。だんだんと、海外の紛争のニュースが目に留まるようになり、その中で気づいたのは、普段、笑顔でいられることが、『私にとっての平和なんだ』ということでした。だから今日は、見ている人に笑顔を伝えたいと思って踊りました」と振り返った。