「ゆめトモ交流プログラム」 比ミンダナオの青年が来日

ゆめポッケを通じた思いを発表 友好の絆が平和を生む

本会の少年部員も、ゆめポッケづくりに込めた願いや思いを発表した(千葉支教区)

5月21日、広島教会(中国支教区)では「ゆめポッケ」に取り組む3組の親子が発表に立った。この中で、一人の少年部員(9)=同教会=は、ゆめポッケに詰める文房具などを世界の子供たちの笑顔を想像しながら、自らの小遣いで購入していると語り、「受け取ってくれた人の顔が見られてうれしい。ゆめポッケづくりをもっと頑張りたい」と発表した。

また28日午前、船橋教会(千葉支教区)では、8年前に「ゆめポッケ親子ボランティア隊」でミンダナオ島を訪れた学生部員(20)=同教会=が、当時のゆめポッケ配付の様子を報告。「『一食ユニセフ募金』などの平和活動に積極的に参加できるのも、平和を愛し、苦難を乗り越えようとするミンダナオ子ども図書館の皆さんの姿勢に影響を受けたからです」と語った。

この後、同図書館奨学生のジェック・カブドゥライさん(22)が発表に立ち、「ゆめポッケを通して僕を思ってくれる人がいることで、生きる勇気が湧いてきます。将来は大学に進学して電気工学を学びたい」と話した。なお、千葉教会(千葉支教区)と青森教会(奥羽支教区)、富士教会(静岡支教区)でも交流会が開催され、ミンダナオの青年と青年部員らは理解を深め合った。

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