WCRP/RfP日本委の杉谷新会長が来会 庭野会長と面会(動画あり)
6月19日に世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の新会長に就任した杉谷義純師(天台宗妙法院門跡門主)が9月19日、着任のあいさつのため立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、庭野日鑛会長と面会した。同日本委の篠原祥哲事務局長が同行し、本会の和田惠久巳総務部長が同席した。
杉谷師は、1999年に同日本委の事務総長に就任以来、国際軍縮安全保障常設委員会委員長、公益財団法人への移行に際する特別諮問委員会委員長などを歴任。公益法人に移行した2012年から18年まで理事長を務めた。今回、庭野会長が任期満了に伴い3期12年務めた同日本委会長を退任。6月の評議員会の席上で、互選の結果、杉谷師が満場一致で新会長に選任された。
懇談の冒頭、杉谷師が新会長に就任したことを改めて報告。これに対し、庭野会長は「受けて頂いてありがたく思っております」と喜んだ。また、杉谷師は、7月に広島で開催された国際会合「平和のためのAI倫理」に会長として出席したことや、9月10日に京都で行われた同日本委理事会に参加したことなどを伝えた。
このほか、同日本委が積み重ねてきた諸宗教対話・協力によってさまざまな団体とのつながりが生まれていること、中でも聖エジディオ共同体やフォコラーレ運動(ともにカトリック在家運動体、本部・ローマ)とは、立正佼成会や天台宗とも家族のような関係が築かれていることなどが話題に上った。
最後に、杉谷師が「WCRP日本委員会とはいえ大本は国際機関ですので、国内だけに目を向けるのではなく、今後は国際委員会とも、さらに連携して活動をしていきたいと思います」と決意を述べ、庭野会長が「よろしくお願いいたします」と返し、懇談が終了した。