「庭野日敬師に学ぶ会」のメンバーらが来会 庭野会長と面会

「庭野日敬師に学ぶ会」のメンバーらと法輪閣で懇談する庭野会長

新潟・十日町市の市民有志でつくる「庭野日敬師に学ぶ会」のメンバーら一行20人が10月21日午前、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、庭野日鑛会長と面会した。

十日町市は庭野日敬開祖の生誕地。「学ぶ会」は、同市の名誉市民である庭野開祖について学び、市の発展に寄与することを目的に掲げる。毎年10月には、学ぶ会をはじめ、同市観光協会や商工会議所、本会十日町教会など20団体が実行委員会を組織し、庭野開祖の功績をたたえて市民の交流や市の振興を図る「生誕地まつり」を行っている。

21日、本会を訪れた一行は大聖堂や一乗宝塔を参拝。その後、代表5人が法輪閣で庭野会長と40分にわたって懇談した。

懇談の冒頭、今年10月7、8の両日に行われた「第47回生誕地まつり」が話題に上った。学ぶ会の関口純夫会長は、台風と新型コロナウイルスの感染拡大で中止が続き、5年ぶりに開催できたことに触れ、「生誕地まつりがあると街がにぎやかになり、活気が出ます。まつりがないと寂しくて、今年開催できて本当によかった」と話した。

これに対し、庭野会長は、「この間、本当に大変でしたね。今年は、佼成会の本部でも、お会式・一乗まつりができました」と語った。

また、「東京十日町会」の春日寛会長は、庭野開祖に初めて面会した時の思い出を述懐。「初対面なのに、気さくに声をかけてくださって、大らかな人柄に魅せられました」と述べた。

懇談ではこのほか、同市の自然や暮らし、子どもの頃の思い出話に花が咲いた。