本会ウェブサイトがリニューアル 会員はじめ利用者が「つながり」を感じられるデザインに

トップページであるポータルサイト。利用者が必要な情報にアクセスしやすいようなデザインに一新される

立正佼成会のウェブサイトが、12月18日にリニューアルされる。1年9カ月ぶりとなる今回のリニューアルでは、ウェブサイトの入り口にあたる「ポータルサイト」のほか、布教ツールとしての活用や新たなコミュニティーの場づくりを目指す「会員サイト」、本会の教えや取り組みなどを正確に分かりやすく伝える「公式サイト」を新設。会員をはじめ、利用者が目的の情報にアクセスしやすくなったことで、より一層の活用に期待が寄せられている。

「ポータルサイト・会員サイト・公式サイト」を新設

新型コロナウイルス感染症の拡大により、本会は2020年5月から、会員に向けた本部式典の映像配信や行事用チラシのデータ配布など、本会ウェブサイトを通じた情報発信を展開してきた。また、布教現場では対面での交流が難しい中、会員がサンガ(教えの仲間)や教えとつながるため、オンラインを活用した法座や教育などに取り組んできた。こうしたことから、本会ウェブサイトにアクセスする会員が増えたため、同サイトの主管部署である伝道メディアグループでは、会員が「いつでもどこでも教えに触れられる」「サンガとのつながりを感じられる」ことを願いリニューアルを検討。ウェブサイトの入り口の役割を持った「ポータルサイト」、布教の一助となるコンテンツをそろえた「会員サイト」、本会の教えや取り組みなどを分かりやすく伝えて正しく認識してもらう「公式サイト」を新設した。

トップページである「ポータルサイト」には、大聖堂を背景に、「会員サイト」「公式サイト」の入り口を設置。また、「習学ガイド」や「こころのとまり木」などの関連サイトに飛べるようリンクも張られている。ページ上段のキャッチフレーズ「私は、つながる。」には、本会のウェブサイトを通して、会員をはじめとする利用者に、「さまざまな出会いの中で教えを身近に感じ、実践の機縁にして頂きたい」との願いが込められている。

スマートフォンで会員サイトにアクセスすれば、いつでもどこでも教えやサンガとつながれる ※クリックして拡大

「会員サイト」は、パスワードを入力することで閲覧できる(問い合わせは所属教会へ)。教団の最新ニュースや機関誌「佼成」の「会長法話」を読むことができ、大聖堂の式典の様子を配信する「大聖堂ライブ配信」も視聴可能だ(リニューアルからしばらくは、ポータルサイトにポップアップが表示される)。ページ最上部には、「学ぶ」「繋(つな)がる」「活用する」という三つのカテゴリーを設置。「学ぶ」からは、本会の儀礼儀式を身近に感じることができる動画や「佼成ニュース」のアーカイブを視聴できる。「繋がる」では、「習学ガイド」と連携したオンラインプログラムに参加しサンガとつながれる。「活用する」からは、「行事用チラシ」のダウンロードなどができる。

さらに、所属教会や氏名、生年月日などを入力して「ログイン登録」をすると、庭野日敬開祖の法話の映像が視聴できるほか、「九星365日」を基とした毎日の運勢のメール配信を受け取ることも可能だ。

今後、新たなコンテンツが順次更新される。

公式サイトでは、本会の教えなどの説明のほかに、写真や親しみやすいキャラクターがあしらわれた

「公式サイト」では、本会のご本尊や教えなどを簡潔にまとめたページ「はじめての方へ」を開設。各項目をクリックすることで、より詳細な情報を得ることができる。加えて、本会についての疑問や不安に答える「よくあるご質問」のページを設けた。「会員は何のために信仰していますか」「会員になると、葬式や法事、結婚式などの制約はありますか」などの設問に回答することで、本会についての理解を深めてもらい、利用者の信頼と安心につなげることをねらいとしている。

伝道メディアグループの担当者は、「ウェブサイトを通して本会の教えに触れて頂くことで、利用者の皆さんの人生がより豊かに輝くことを願っています。今後も、皆さんが活用しやすいように創意工夫をしてまいります」と話す。

◇本会ポータルサイト
https://www.kosei-kai.or.jp/