日蓮宗布教研修所の一行が本会訪問 時代に即した在家仏教の在り方を研究

「一切衆生を救う」という庭野開祖の願いが随所に込められた大聖堂内を見学する、日蓮宗布教研修所の研修員たち。パイプオルガンの調べにも耳を傾けた

日蓮宗布教研修所(千葉・松戸市)の研修員ら8人が11月5日、教団視察のため立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。佐原透修総務部次長(渉外グループ)、同グループスタッフが受け入れにあたった。

同研修所は、日蓮宗の布教師養成機関。時代に即した布教の在り方を学び、布教師としての資質を磨くため、全国から集った僧侶が半年間研修に励む。今回、その一環として、在家仏教教団である本会を訪問。青少年育成の在り方や布教伝道、社会への発信方法を学ぶことが目的だ。

一行は、大聖堂6階応接室で、庭野日敬開祖と法華経の出遇(であ)いや本会創立の精神、会員の基本信行などを紹介する映像作品「ぼさつの道を歩む」を視聴した後、6階礼拝席から御本尊を拝観。本会スタッフから大聖堂の建築様式に込めた庭野開祖の願いなどについて説明を受けた。

一乗宝塔、法輪閣大ホールを見学した一行は、開祖記念館に移動。同記念館が企画・制作した「こどもプログラム」を体験した。同プログラムは、館内の展示物を見学しながらクイズに答えていくもの。一行は、本会スタッフの案内のもと館内を見て回りながら、「入門編」に挑戦した。