豊田、西多摩の両教会で周年記念式典

豊田教会

立正佼成会豊田教会は6月19日、教会道場で発足70周年の記念式典を開催。式典の様子は、会員にライブ配信された。

式典では、番場康友教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、映像作品「豊田教会の歩み」を上映。発足式典での庭野日敬開祖、長沼妙佼脇祖の法話が披露された。この後、青年女子部長(27)が体験説法をした。高校教諭になるまで遠回りをしたが、その間に出会った人々が自分を育ててくれたと述懐。苦い経験もあった過去を愛し、感謝の気持ちで今を精いっぱい生きていくと誓った。

講話に立った千葉和男東京教区長は、「私たちは、仏さま、開祖さま、ご先祖さまに全力で応援されている“思いやりの塊”です。世界平和の実現に向けて、その思いやりの輪を広げていきましょう」と述べた。

西多摩教会

立正佼成会西多摩教会は6月19日、『一人ひとりが喜びで輝く』をテーマに教会道場で発足70周年記念式典を開催した。式典は会員にライブ配信された。

当日は、西一嘉教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、男性会員(50)が体験説法に立った。両親の離婚をきっかけに、自分の居場所を見いだせずにいた男性会員は、教会活動を通じ、自らの存在を認めてくれるサンガ(教えの仲間)の温かさに触れ、両親の有り難さにも気づけたと述懐。家族やサンガに感謝の気持ちを表し、「頂いた恩を返していきたい」と誓願した。

この後、講話(事前収録)を述べた國富敬二理事長は、布教は人との出会いにあり、ニュートラル(中立)なものの見方が大切であると語った。

最後に青年幹部が『未来に向けてメッセージ』と題し、目標を発表した。