日立教会で周年記念式典

立正佼成会日立教会は、『おかげさまで70周年 未来へつなごう ありがとうの和』をテーマに5月22日、教会道場で記念式典を開催した。式典の様子は、会員にオンライン配信された。

式典では、井野瀨桂子教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて支部長(69)が体験説法。義理の母と姉との関係に悩む中、教会の法華経研修で「法師品」の「願生(がんしょう)」を学び、どんな苦悩も自分を高める仏の縁と受けとめ、家族に感謝できた体験を披歴した。支部長として、同じように家族関係で悩むサンガに寄り添い、共に精進していくと誓願した。

講話に立った川端健之教団顧問は、庭野日敬開祖の生き方として「如来寿量品」の「自我偈(じがげ)」を紹介。会員一人ひとりが仏に生かされている自分を自覚し、衆生救済という本願を心に打ち立てる大切さを語った。