青年ネット主管「世界アースデイ特別企画」

深田主幹は講話の中で、SDGsに関する独自の取り組みを紹介し、一人ひとりが積極的に行動していくことが大切と語った(「Zoomの画面」)

立正佼成会青年ネットワークグループ主管の「世界アースデイ特別企画」が4月22日夜、オンラインで行われ、全国の青年部員ら44人が参加した。「アースデイ」は、地球や環境について考え、美しい自然に感謝する日とされている。今回の特別企画は、国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)の達成に向け、「アースデイ」の意義を切り口に、法華経精神に沿った具体的な取り組みを模索するもの。

第1部では、深田伊佐夫習学部主幹(学林大樹グループ)が講話に立ち、人と社会と自然とのつながりについて詳述。「日常生活で起こる、人との争いや自然環境の破壊は、全て地球の存続に関係している」と説明した。さらに、さまざまな問題を解決して理想の世界をつくるために、一人ひとりが積極的に行動していくことが大切と語り、身近なところで実践できるSDGsを紹介した。

第2部では、参加者が班に分かれ、『私は何とつながっていて、何を広げたいと感じたか』をテーマに、講話を受けての気づきや、自分が持つ「つながり」について語り合った。

最後に、ウェブ会議システムのチャット(ネットワーク上で行う会話)機能を利用して、それぞれの思いを全体で共有。参加者からは、「佼成会で学んだ教えがSDGsにつながっていたことに気づき、自信が持てました」「人とつながることに躊躇(ちゅうちょ)していましたが、積極的につながりを広げたい」「SDGsと聞くと難しく考えてしまいますが、身近で実践できることを続けていきたい」といった声が寄せられ、一人ひとりがSDGsへの意識を高めた。