比叡山延暦寺の水尾執行が本会を訪問 國富理事長と懇談

事務庁舎応接室で懇談する水尾執行(右)と國富理事長

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の水尾寂芳執行が1月12日、小鴨覚俊総務部長(副執行)と共に立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、事務庁舎応接室で國富敬二理事長と懇談した。佐藤益弘常務理事、和田惠久巳総務部部長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。

懇談では年頭のあいさつを交わした後、コロナ禍における教団の取り組みについて意見を交換。この中で國富理事長は、一昨年から会員に対して、大聖堂での式典の動画をオンラインで配信していると説明した。

また、懇談では1987年に行われた比叡山宗教サミット「世界宗教者平和の祈りの集い」に話が及び、水尾執行が今年で35周年を迎えることを紹介。その歴史の重みを受けとめるとともに、諸宗教者が対話や祈りを通じて世界の平和への連帯を深めてきたサミットの精神を後世に伝えていきたいと述べた。