木更津、船橋、鹿嶋、本庄、千葉、三島、若狭、高山、津、桐生の10教会で周年記念式典
鹿嶋教会
昨年、発足60周年を迎えた立正佼成会鹿嶋教会は10月24日に教会道場で記念式典を開催した。テーマは、『おかげさまで60周年 つながろう~みんな仲良く心ひとつに~』。式典の様子は、オンラインで会員にライブ配信された。
式典では大内伸恭教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、支部会計の女性会員(66)が体験説法。夫や姑との不和に悩んでいたが、娘の病などを通して自分を見つめ直して、家族に支えられていたと気づき、感謝の思いを伝えることで家族が一つになれた体験を発表した。
講話に立った渡邊恭位元教団理事長は、「四法成就」の教えに触れ、信仰の原点に返る大切さを確認。人間として生を受け、仏の教えに出遇(であ)えたことに感謝し菩薩行に励むことが大事と述べた。
本庄教会
立正佼成会本庄教会は、昨年発足60周年を迎え、10月24日に記念式典を教会道場で開催した。式典の様子がライブ配信された。
当日は、三村記代教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。次に、支部長(60)が体験説法。夫に不満を抱いていたが、夫の大病を通して、その大切さに気づくとともに、妻として寄り添えずにいた自分を省みた体験を発表し、思いやり深い人間になりたいと誓った。
講話に立った齊藤佳佑埼玉支教区長は、江戸時代の国学者で本庄出身の塙保己一に関する庭野日敬開祖の法話を紹介。塙保己一が生涯、般若心経の読誦(どくじゅ)を続けた逸話に触れながら、仏道には地道な精進が大切と述べた。
なお、同教会はこれまで、60周年を祝う少人数の集いを実施してきた。