法隆寺で「聖徳太子1400年御聖諱法要」 本会から澤田総務部部長が出席

法隆寺大講堂前で行われた聖徳太子1400年御聖諱法要(写真・本会総務部提供)

「聖徳太子1400年御聖諱(ごしょうき)法要」が4月3日から5日まで、聖徳太子の創建と伝えられる奈良・斑鳩(いかるが)町の聖徳宗総本山法隆寺(古谷正覚管長)で厳修された。3日の法要(法華・勝鬘講)には、立正佼成会から澤田晃成総務部部長、中村浩士奈良教会長が参列した。

御聖諱は、聖徳太子の功績と遺徳を偲(しの)ぶ10年に一度の大法要。1400年遠忌にあたる今年は、新型コロナウイルス感染症の流行の終息も願われた。

3日は、同寺東院伽藍(がらん)の夢殿に安置された救世観音像の前で僧侶による読経が行われた。その後、聖徳太子像と南無仏舎利を奉安する御輿を中心に、約120人の行列が西院伽藍の大講堂前まで行進した。同講堂前で行われた法要では、雅楽団体「南都楽所(がくそ)」により、「迦陵頻(かりょうびん)」などの舞楽が奉納された。古谷管長が「神分(じんぶん)」と「表白」を読み上げ、聖徳太子の遺徳をたたえるとともに、世界平和や疫病退散を祈願した。招待者による焼香では、澤田部長、中村教会長も焼香した。