大聖堂で「教団創立83周年記念式典」 庭野会長が啓白文を奏上し法話 (動画あり)
啓白文
本日、立正佼成会創立八十三周年にあたり、仏弟子日鑛、本仏釈尊の御前(みまえ)に謹(つつし)んで申し上げます。
本会は、昭和十三年三月五日、開祖さまと脇祖さまの「現実に人を救い、世を立て直すには、法華経に込められた真の仏教精神を弘めるほかにない」との熱意と真心を基(もと)に創立されました。
そして、昭和三十三年の元日、開祖さまは真実顕現を宣言され、本会の御本尊は、久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊であること、教学を研鑽(けんさん)し、法華経を説き弘めていくことを内外にお示しくださいました。
その今日に及ぶ歴史の礎(いしずえ)は、開祖さま、脇祖さまをはじめ、先輩幹部の皆様、信者さんの寝食を忘れたご尽力によって築かれてきたものであります。
私(わたくし)たちは、来るべき教団創立百年を展望して、「人間形成の根本道場」である家庭において、ご宝前を中心とした生活を営み、御本尊さまに感謝の誠を捧げつつ、父として子どもの尊敬の的でありたいと念願し、母として子どもの慈愛の座でありたいと念願し、未来を担う子ども達の人格の形成をはかってまいります。
今、地球上では新型コロナウイルスの感染拡大が続き、世界各地は混沌たる状況にあります。私たちは、この状況を人間が真に大切にすべきものは何かを見つめ直す機縁と受け止め、異体同心となり、平和で調和のある日本、世界の実現に向けて、創造的に真剣に、大乗菩薩道を歩んでまいります。
一心に仰ぎ見たてまつる久遠実成の御本尊
並びに十方世界に遍満(へんまん)する、
諸仏・諸菩薩・諸天善神
私たちを法華経にお導きくださいました、
開祖さま、脇祖さま
何とぞ、私たちの菩薩行をご照覧(しょうらん)くださいますように、宇宙に存在する唯一(ただひと)つの母なる水の惑星・地球世界に平和が招来されますように、すべての生きとし生けるものが平安でありますように、慈悲の御手(みて)を差し伸べ、ご守護くださいますようお願い申し上げます。
並びに十方世界に遍満(へんまん)する、
諸仏・諸菩薩・諸天善神
私たちを法華経にお導きくださいました、
開祖さま、脇祖さま
何とぞ、私たちの菩薩行をご照覧(しょうらん)くださいますように、宇宙に存在する唯一(ただひと)つの母なる水の惑星・地球世界に平和が招来されますように、すべての生きとし生けるものが平安でありますように、慈悲の御手(みて)を差し伸べ、ご守護くださいますようお願い申し上げます。
南無妙法蓮華経
令和三年三月五日
立正佼成会
会長 庭野 日鑛
謹んで申し上げます
令和三年三月五日
立正佼成会
会長 庭野 日鑛
謹んで申し上げます
1 2