第34回庭野平和賞、ローマでも発表され、各紙が報道

©H.Putsman Penet/LWF

「第34回庭野平和賞」がパレスチナ人でキリスト教ルーテル世界連盟(LWF)議長のムニブ・A・ユナン師に決まり、2月20日、ローマでも記者発表会が行われた。

これを受けて、イタリアの最大手「ANSA」通信をはじめ、ローマ教皇庁外国宣教会の国際通信社「アジアニュース」(イタリア語と英語)、「バチカン放送」、同国カトリック司教会議の「SIR」通信社が一斉に報道。さらに、「イタリア」通信社、「ASKANEWS」通信社、週刊誌「キリスト教家庭」、カトリック日刊紙「アベニーレ」、バチカン専門のネットサイト「イル・シスモグラフォ」も報じた。バチカン日刊紙「オッセルバトーレ・ロマーノ」は、中央イタリアのフィレンツェで行われた教会一致の会議に出席していたユナン師について報じる記事中、「庭野平和賞の受賞が決まった」と記した。

このほか、ドイツのカトリック通信社「CIC/KNA」とプロテスタント教会の「EPD」通信社が、欧州のドイツ語圏に向けニュースを配信した。
 
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