「新型肺炎患者のために祈るローマ教皇フランシスコ」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

新型肺炎患者のために祈るローマ教皇フランシスコ

ローマ教皇フランシスコは1月26日、バチカン広場での正午の祈りの席上、「中国で蔓延(まんえん)する(コロナ)ウイルスに感染した人々への連帯を表明し、彼らのために祈る」と述べた。さらに、「神が亡くなった人々を平和の内へ受け入れ、彼らの家族を慰め、伝染病に対処している中国の大きな努力を支援してくださいますように」と祈った。

また教皇は、翌27日がアウシュビッツ強制収容所の解放75周年記念日にあたることに言及。「このような筆舌に尽くし難い悲劇と残虐さに対し、無関心であることは許されず、改めて記憶にとどめることは義務である」と強調。「明日、全ての犠牲者に対して祈りと反省の時を持ち、それぞれの心の底から“もう二度と起こすまい! もう二度と起こすまい!”と叫ぼう」と呼び掛けた。

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