「第22期カウンセラー養成講座卒業式」72人が4年間の講座を修了 佼成カウンセリング研究所

佼成カウンセリング研究所の「第22期カウンセラー養成講座」の卒業式が11月3日に立正佼成会横浜教会(東京会場)、10日に大阪教会(大阪会場)でそれぞれ行われた。4年間の講座を修了した72人(東京42人、大阪30人)に卒業証書が授与された。

村山九州大学名誉教授

大阪会場では、女性未会員(42)と、京都教会女性会員(41)が4年間の学びを発表。教団を代表して川端健之理事長があいさつした後、『「私のカウンセラー修業」――自分自身になっていくプロセス』をテーマに、村山正治九州大学名誉教授が記念講演を行った。村山氏は、カウンセラーとしての自身の経験を踏まえ、「悩み、立ち止まるのは悪いことではありません。悩むことは自分自身を知る機会になります。しかし、その悩みによって自分がつぶれてしまうこともあり、そんな時に、理解し、一緒に考えてくれるのがカウンセラーです」と語った。

続いて、同研究所の吉田容子所長から卒業生代表の豊中教会女性会員(45)に卒業証書が手渡された。一般社団法人全日本カウンセリング協議会の兵頭孝子事務局長、松本貢一近畿支教区長(大阪教会長)が祝辞を述べた。