【サンフランシスコ教会】 教会発足40周年記念式典

9月29日、立正佼成会サンフランシスコ教会道場で教会発足40周年記念式典が行われ、67人が参集した。

少年・学生部員10人による奉献の儀、読経供養に続き、法人理事の女性(54)が体験説法に立った。子供の親権をめぐる離婚裁判で苦しんでいた時、勤め先の日本語学校の同僚に導かれた経緯を紹介。サンガ(教えの仲間)の支えを受けて信仰を深める中で、責め続けてきた元夫に感謝できた体験を披歴した。

中村習学部部長(右端)を囲んで法座が行われた

講話に立った中村記子習学部部長は、「習学」とは実践を繰り返す中で「仏の教えにそった生き方を身につけていく」ものと示した「佼成」の庭野日鑛会長の法話を引用。「三つの基本信行」の実践によって、自身に起こる現象を仏の説法と受けとめる感性が磨かれると語り、自らを高める大切さを強調した。この後、中村部長を囲んで法座が行われた。