菅野日蓮宗管長が本会を訪れ、庭野会長と懇談

日蓮宗管長で同宗大本山池上本門寺(東京・大田区)貫首の菅野日彰師が2月17日、立正佼成会の法輪閣(東京・杉並区)で庭野日鑛会長と懇談した。菅野師は、同日に大聖堂で行われた東京西支教区の教会発足60周年記念式典で祝辞を述べるため、本会を訪れていた。川端健之理事長らが同席した。

懇談では冒頭、菅野師と庭野会長が大学の同窓であることが話題に上り、恩師との出会いや学生時代のエピソードを語り合った。

また菅野師は、12歳で出家するまでを振り返り、若くして亡くなった父、わが子を仏門に送り出した母の心情について話した。その上で、日蓮聖人が母の毛髪を入滅の時まで肌身離さず持っていたことに触れながら、深い慈悲心をもって生み育ててくれた両親への感謝を胸に、孝養を尽くしていると述べた。

これを受け庭野会長は、新潟・十日町市菅沼で過ごした少年時代の思い出を披歴した。