中国大陸と台湾の仏教代表団が本会を訪問 日中平和友好条約締結40周年で来日
中国佛教協会(中国大陸)と中華人間仏教連合総会(台湾)の指導者らで構成する「中華漢伝仏教訪日代表団」(団長=湛如同協会副会長、慈容同総会輪値主席)130人が4月20日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れた。
同代表団の日本への訪問は、日中平和友好条約の締結40周年を迎える今年、日本の仏教教団や仏教者との交流を深め、世界平和を築くため、宗教協力を推進していくことが目的。同16日から22日まで来日し、本会のほか、唐招提寺(奈良市)や音羽山清水寺(京都市)などを訪れた。両団体の合同による訪日は今回が初となる。
本会を訪れた一行は、法輪閣で澤田晃成総務部部長の出迎えを受けた。大ホールであいさつに立った澤田部長は代表団の訪問に歓迎の意を表し、本会が創立80周年を迎えたことに触れながら、「世界平和に向けてさらなる協力関係を築いていきたいと思います」と話した。
この後、一行は法輪閣の十一面千手観音像の説明を受け、一乗宝塔を参拝。大聖堂4階大ホールで湛如団長を導師に「般若心経」を読誦(どくじゅ)し、平和を祈念した。次いで、本会創立の精神や会員の基本信行を解説した映像作品「佛性開顕」を鑑賞。本会の本尊や大聖堂の荘厳などについて説明を受けた。
1 2