佼成学園女子高ハンドボール部 関東大会3位に 全国大会への出場決める
2月3、4の両日、栃木県で開催された「第32回関東高等学校ハンドボール選抜大会」に、佼成学園女子高校ハンドボール部が出場し、3位の成績を収めた。3月24日から29日まで兵庫・神戸市などで行われる「第41回全国高等学校ハンドボール選抜大会」への出場権を獲得した。
今回の関東の選抜大会には、各都県予選1、2位となった全16校が出場し、上位9校が全国大会の代表校となる。同校は、昨秋の都予選で優勝し、東京都代表として今大会に出場した。3日、小山市の県立県南体育館で横浜平沼高校(神奈川1位)と対戦して32対12で勝利し、この時点で全国大会出場が決まった。
翌4日の準決勝は同体育館で行われ、昭和学院高校(千葉1位)と対戦。前半は12対11とリードしたものの、後半は相手チームのディフェンスに攻撃を阻まれて得点ができず、18対21で逆転負けを喫した。
試合後、佼成学園女子高の石川浩和監督は、「前日の試合は大勝したが、一つ一つのプレー内容が良くなかった。今日は内容が良かったが、勝利に結びつけられず、悔やまれる。攻守の切り替えとプレーの精度をもっと上げて、全国大会で優勝できるようにしたいと思います」と語った。キャプテンの村井智美選手(2年)は悔しさを表情ににじませながらも、「現在の自分たちの力を出し切ることはできた試合だったと思います。課題点を克服して、次は優勝したい」と意気込んだ。