「アフリカへ毛布をおくる運動」 一枚一枚に詰まった温かな愛 第1便が出航

毛布を受け取ったモザンビークの女性たち。毎年、多くの人々が、日本から届く毛布を心待ちにしている

「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会=立正佼成会も参画)で集められた毛布を積載した輸送船の第1便が12月5日、横浜港から配付国のモザンビークとマラウイに向けてそれぞれ出航した。コンゴには年明けの輸送予定となっている。

4月1日から5月31日までの同運動キャンペーン中、全国から寄せられた毛布の総枚数は2万7326枚。このうち、モザンビーク行きの船に載せた毛布は、来年1月11日に同国・マプト港に到着後、配付地域に陸送される。一方、マラウイに向けた船に積んだ毛布は、同月15日にベイラ港を経由して目的地に到着する予定だ。

届いた毛布は、現地パートナー団体を通じて、HIV感染者・エイズ患者や孤児のほか、自然災害の被災者らに手渡される。