大聖堂建立60周年記念特別展「大聖堂のメッセージ」始まる
立正佼成会の根本道場である大聖堂(東京・杉並区)の建立60周年記念特別展「大聖堂のメッセージ」が5月15日から、大聖堂3階ひまわり広場で始まりました。本展は、大聖堂建立に心血を注いだ庭野日敬開祖の願いとその思いを各種の展示資料を通して改めてかみしめるものです。
昭和34(1959)年に行われた上棟式の祈願文(真筆)をはじめ、ご本尊像に体内経を納める庭野開祖の姿や大聖堂落成式の模様を収めた写真パネルなどを展覧します。
このほか、巻子(かんす)に仕立てた体内経十巻を奉納した銀製器に彫刻された題文字の原書、大聖堂建立にあたり庭野開祖が万感の思いを込めて揮毫(きごう)した「大歓喜(だいかんぎ)」 の色紙を大聖堂で初めて展示。ご本尊像石膏原型頭部や山下清画伯による「大聖堂」ちぎり絵も本展の見どころとなっています。
15日朝には、庭野光祥次代会長を会場に迎え、オープニングセレモニーを開催。光祥次代会長と熊野隆規理事長の手でテープカットが行われました。その後、光祥次代会長は中央学術研究所の佐藤晃子主幹の説明を受けながら、参拝者と共に各展示物を観覧しました。
同展は今年末まで開かれる予定です。