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平和への思いを強めるために――第38回世界宗教者平和のための祈りの集い(海外通信・バチカン支局)

『平和を想像する』をテーマに、聖エジディオ共同体(カトリック在家運動体=本部・ローマ)主催による「第38回世界宗教者平和のための祈りの集い」が9月22日から24日まで、フランスのパリで開催された。欧州を中心に世界5大陸から約5000人の諸宗教指導者、信徒が参集。立正佼成会から根本昌廣参務、アジア宗教者平和会議(ACRP)から篠原祥哲事務総長(世界宗教者平和会議=WCRP/RfP=日本委員会事務局長)が出席した。

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西多摩教会青梅第三支部 感謝を胸に新たな布教へ

東京・青梅市の多摩川沿いに立つ沢井連絡所は、立正佼成会西多摩教会青梅第三支部の布教拠点だ。久しぶりに晴れ間がのぞいた9月2日、連絡所で「感謝のご供養」が行われた。

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上田教会発足50周年記念式典 会員の救い・救われをドラマで表現

迫真の演技で会場を魅了

ステージ中央に設(しつら)えられた巨大スクリーン。そこに「いのち」と大書された文字が現れた――。9月15日に行われた立正佼成会の上田教会発足50周年記念式典(長野・東御=とうみ=市文化会館 サンテラスホール)で、会員の救われた喜びをドラマ化した「ドキュメンタリーDRAMA『いのち』」が上映された。

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利害を超えて現代と向き合う――宗教の役割(90)最終回 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

四十九日と死後の審判

四十九日は故人を偲(しの)びつつ、その冥福を祈る期間である。宗教的発想ではたいてい、この世を超えた超越的世界があり、死者の魂は現世からその世界へと移行すると考えられている。日本の仏教や民間信仰では、この期間に死者たちは「中有(ちゅうう、中陰ともいう)」という状態にあり、冥土の旅をしていて、「十王」という10人の裁判官の審判を受けるとされている。“初七日”後の最初の裁判から始まって、七日ごとに七回裁判があり、14日目に三途(さんず)の川を渡る。その後、35日目には閻魔(えんま)大王の裁判があり、“四十九日”に最後の裁判が行われて、生前の行いに応じて極楽や地獄に行くとされている。いわゆる成仏のためのものだ。この成仏のために法要や供養、祈りに意味があるとされており、だからこそ、この期間は死者のための集中的な祈りの期間でもある。※第68回:葬儀における宗教的意味

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この連載の記事一覧

えほんのはらっぱ 夏休み特別企画「みんなで楽しむ『えほんシネマ』と『うた』の時間」

童謡「アイアイ」「バナナのおやこ」に合わせて、親子たちが身ぶり手ぶりを交えて大合唱している。子どもたちが見つめる先にいるのは、NHK・Eテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」で第16代歌のお姉さんを務めた神崎ゆう子さんだ。

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令和6年次「目で学ぶ み教え 目で聴く 法座」〈耳の聞こえない人・聞こえにくい人のハイブリッド(リアル・オンライン)の集い〉

『敬と恥は一対である 一歩踏み出して自分自身の成長を目指そう』をテーマに、立正佼成会習学部教育グループ主管の令和6年次「目で学ぶ み教え 目で聴く 法座」〈耳の聞こえない人・聞こえにくい人のハイブリッド(リアル・オンライン)の集い〉が8月25日に開催された。

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大聖堂でイスラエル出身のアラブ人オルガニストが演奏会 「『平和を願う』パイプオルガンの響き」(動画あり)

パイプオルガンによるクラシック音楽の調べが響く――。演奏者は、イスラエル国籍でアラブ人のヤクーブ・ガザウィ氏。エルサレム・聖地特別管区(フランシスコ会)の首席オルガニストだ。8月31日、東京・杉並区の立正佼成会大聖堂4階ホールを会場に、「『平和を願う』パイプオルガンの響き」(イスラエルとパレスチナの平和を願う会主催)が行われ、会員、市民ら約700人が集った。

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