スーダン首相がWCC訪問(海外通信・バチカン支局)

アフリカのスーダンでは、1956年のイギリス・エジプトによる共同統治からの独立以来、断続的に内紛が続いていた。そして、イスラーム原理主義を基盤とし、世界最悪の人道危機と呼ばれたダルフール紛争などで国際的な批判を浴びたオマル・アル=バシール独裁政権が30年以上続き、それに反対する民衆蜂起が2019年に始まった。2021年には同国軍と民兵組織の即応支援部隊(RSF)が結束してクーデターを起こし、同政権を崩壊させた。

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栄福の時代を目指して(17) 文・小林正弥(千葉大学大学院教授)

覇道の勝利と中道の惨敗――生活苦や自由民主主義の縮減、改憲と戦争への道

衆議院議員総選挙の結果、自民党が圧勝して中道改革連合は惨敗した。前回述べたように、この選挙は、権力保持という自己利益を狙う奇襲攻撃だから、いわば「覇道」であり、「中道」が敗北したわけだ。「関ヶ原の戦い」に連合軍が敗れたのだから、陰鬱(いんうつ)な日々が到来することは避けられない。

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食から見た現代(24) つながる居場所に  文・石井光太(作家)

近年、若い人たちの間で摂食症(摂食障害)が増加の傾向にあり、コロナ禍以降は高止まりがつづいている。

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バチカンから見た世界(174)文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

-「平和の神学」を説き続けるレオ14世(3)-

ローマ教皇レオ14世は2月8日、バチカン広場での日曜恒例の正午の祈りの機会に、「平和のために祈り続けよう。経済・軍事大国の戦略は、歴史が教えているように、人類に未来を与えない。未来は、尊重と諸国民間での友愛にある」とアピールした。

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切り絵歳時記 ~柳田國男『先祖の話』から~ 3月 最終回 文/切り絵 ルポライター・切り絵画家 高橋繁行

人は死ねば子孫の供養や祀(まつ)りをうけて祖霊へと昇華し、山々から家の繁栄を見守り、盆や正月に交流する――柳田國男は膨大な民俗伝承の研究をもとに日本人の霊魂観や死生観を見いだした。戦時下で書かれた柳田國男の名著『先祖の話』をひもときながら、切り絵を使って日本古来の歳時記を絵解きしたい。

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立正佼成会 庭野日鑛会長 1月の法話から

1月に大聖堂で行われた式典から、庭野日鑛会長の法話を抜粋しました。(文責在編集部)

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内藤麻里子の文芸観察(77)

高田大介さんの『エディシオン・クリティーク』(文藝春秋)は、文献をめぐる知的探求ミステリーの興奮と、元夫婦の関係を高尚に、しかもコミカルに描く面白さが詰まった異色作だ。

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楽生(らくいき)~楽に生きるを極めるヒント~(11) 最終回 文・日本笑いヨガ協会代表 高田佳子

「ごきげん」を選択する人生

この連載「楽生~楽に生きるを極めるヒント~」の初回で、「喜怒哀楽のすべてが大切」とお伝えし、感情を大切に、楽に生きるためのヒントを笑いの体操とともに紹介してきました。そして、いよいよ今回が最終回となります。

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