新型コロナウイルスへの対応の中で 教えを支えに日々を過ごす会員たち(34)
国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、立正佼成会ではさまざまな集いを控えています。こうした中、会員はどのような思いで過ごしているのでしょうか。それぞれの場で精進を重ね、サンガ(教えの仲間)と心をつないでいる会員の声を紹介します。今回は、大館教会学生部員、静岡教会支部長です。
【国連WFP日本事務所代表・ 焼家直絵さん】「なくても与える」――私たちが今、学ぶべき大事な共助の精神
世界最大の人道支援機関である国連世界食糧計画(国連WFP)。立正佼成会一食(いちじき)平和基金も国連WFP協会を通じて長年、食糧支援などに協力している。紛争、自然災害による食料危機が起きた際に、いち早く現地に向かい、支援を行ってきた。その実績が評価され、昨年、ノーベル平和賞を受賞した。その授賞式でも、デイビッド・ビーズリー事務局長は、この時も世界では飢餓が起きていると警告を発した。新型コロナウイルスが流行する中で、世界の現状はどうなっているのか――国連WFP日本事務所の焼家直絵代表に話を聞いた。