佼成合唱団音楽法要 4年ぶりに開催
パイプオルガンの調べに乗せて、澄んだ歌声が響く――。混声合唱を中心に仏教讃歌を披露する「佼成合唱団音楽法要」(主催・立正佼成会教務部儀式行事グループ)が昨年12月24日、大聖堂(東京・杉並区)を会場に行われた。コロナ禍を経て4年ぶり、4回目の開催。会員や市民ら約300人が参集した。
令和5年次「教団幹部会」 オンラインで開催
立正佼成会の令和5年次「教団幹部会」が11月17日から19日まで、法輪閣と大聖堂(ともに東京・杉並区)を拠点にオンラインで開催された。国内外の教会長、教庁役職者、事業体役職者らが参加した。
佼成出版社発刊の『風さわぐ北のまちから』(著者・遠藤みえ子)が、第72回小学館児童出版文化賞を受賞(動画あり)
佼成出版社から昨年6月に発刊された、遠藤みえ子氏の中高生向け書籍『風さわぐ北のまちから 少女と家族の引き揚げ回想記』がこのたび、第72回小学館児童出版文化賞を受賞した。
『無自覚な差別』をテーマに 「令和5年次職員人権啓発講座」
立正佼成会人権啓発委員会による「令和5年次職員人権啓発講座」が10月11日、大聖ホール(東京・杉並区)を拠点に対面とオンラインのハイブリッド形式で行われた。教団職員ら約300人が参加した。
第36回IARF世界大会をルーマニアで開催 世界18カ国から宗教者ら約200人が参集
『“Faith in Reconciliation”~和解に向けた信仰者の役割~』をテーマに、「第36回国際自由宗教連盟(IARF)世界大会」が9月4日から6日までルーマニアのクルジュ=ナポカにあるジョン・ジギスムント・ユニテリアン神学校で開催された。世界18カ国から宗教者や学者ら約200人(オンライン参加含む)が参集。立正佼成会からは、IARF日本チャプターに参画する会員66人が参加したほか、国際評議員を務める本会総務部の佐原透修次長(渉外グループ)が出席した。
大聖堂で ウクライナのアニメ映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』の特別上映会
ウクライナのアニメーションスタジオAnimagradが制作した映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』が9月22日から日本で初公開されるのに先立ち、18日に立正佼成会の大聖堂(東京・杉並区)で特別上映会が行われた。当日は、在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー特命全権大使、ユリヤ・ザモルスカ2等書記官、インナ・イリーナ3等書記官、レーシャ・トカル支援物資コーディネーター、同映画の配給元Elles Films(エルフィルムズ)の粉川なつみ代表取締役が本会本部を訪れた。東京教区の青年部員、一般会員ら約500人が映画を鑑賞した。
聴覚障がい者向けのLINE公式アカウント「RK Buddhism sign~手話で学ぼう~」を開設
立正佼成会習学部教育グループによる、聴覚障がい者向けのLINE公式アカウント「RK Buddhism sign~手話で学ぼう~」が、このほど開設されました。聴覚に障がいのある方が教えを学びやすいよう、さまざまなコンテンツが配信される予定です。
第七百四十一回波木井山川施餓鬼法要 庭野会長が参列し「おことば」述べる (動画あり)
「第七百四十一回波木井山川施餓鬼法要」が8月19日、山梨・身延町にある波木井山円実寺で行われ、立正佼成会の庭野日鑛会長が参列した。新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、行動制限が緩和したこともあり、4年ぶりに山梨県下の教会だけでなく、北関東、甲信、神奈川、東京西・東、多摩、静岡、中京の8支教区26教会から教会長、会員314人が参加。教団からは國富敬二理事長、熊野隆規教務部部長らが出席した。鰍沢教会と本部教務グループが受け入れにあたり、動画共有サイトを使ってライブ配信も行われた。
【『永平広録』現代語訳の著者・木村清孝氏】自分なりの“よりどころ”が見つかる一冊
仏教学者の木村清孝氏の書籍『『永平広録』「上堂語・小参」全訳注』上下巻(佼成出版社)が先ごろ発刊された。『永平広録』とは鎌倉初期の禅僧で曹洞宗の開祖・道元の説法や法話を集めた語録集で、『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』と共に道元思想の理解に不可欠な著作といわれる。自身も曹洞宗の僧侶でありながら、長年、華厳思想を基にした東アジア仏教を研究してきた木村氏が、「念願の一つ」という道元思想の全体像を描き出した一冊。発刊を記念し、著者の木村氏に、道元との出会いや書籍に込めた思いなどを語ってもらった。
【特別インタビュー 第40回庭野平和賞受賞者 ラジャゴパールP.V.氏】 非暴力という希望へ踏み出す「徒歩行進」 互いの宗教を尊重し、課題解決の道を共に
「第40回庭野平和賞」を受賞したインドの平和活動家であるラジャゴパールP.V.氏。マハトマ・ガンディーの非暴力の精神を基に社会活動を展開し、貧しい人々の尊厳と権利を取り戻すため大規模な徒歩行進を先導してきた。4年ぶりに対面で開催された贈呈式出席のため来日したラジャゴパール氏に、公益財団法人・庭野平和財団の庭野浩士理事長がインタビューした。テーマは『非暴力という希望』。虐げられてきた人々と共に歩む中で見えた、平和を築く非暴力の可能性とは――。(文中敬称略)