【カラーユニバーサルデザイン機構副理事長・岡部正隆さん】多様な色覚への理解を深め 暮らしやすい社会の実現へ

私たちの周囲に「色」はあふれている。「色」は生活を彩るだけでなく、効率よく情報を伝達する手段として、多くの場所で用いられる。色分けされた街角の道路標識や電車の路線図など、色による情報伝達は私たちの日常に欠かせなくなった。一方で、色彩表現が多様化するほどに、日本に320万人いるといわれている「色弱者」が生活で不便な思いをする場面も増えた。自らもその一人で、全ての人が不利なく、色による情報を受け取れるよう「カラーユニバーサルデザイン(CUD)」の普及に携わる岡部正隆氏に、色弱者の抱える問題や活動への思いを聞いた。

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新潟・十日町市菅沼に伝わる「子安観音団子まき」

子供たちの健やかな成長を願って――庭野日敬開祖の生誕地、新潟・十日町市菅沼で行われる春の伝統行事「子安観音団子まき」。3月18日から20日まで「菅沼子ども村」を訪れた立正佼成会東京東支教区の少年部員ら72人が体験した。

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「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」 WCRP/RfP日本委が2016年度第4期支援先を発表

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は3月14日、「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」の2016年度第4期支援先を発表した。

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現代を見つめて(2) 希望という光を求め 写真・文 石井光太(作家)

希望という光を求め

「うちの国では、生まれた時から難民として育っている子が増えている」

難民の取材をしていた際に、ヨルダン人にそう言われた。2011年にシリアが内戦状態に陥ってから難民の流出が止まらなくなり、現在、隣国ヨルダンには六十万人の難民が暮していると言われている。

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貧困や教育問題の解決に向け、カンボジア諸宗教評議会が会合 光祥次代会長が出席

昨年12月8日、カンボジア・プノンペン市でカンボジア諸宗教評議会(CIC)=世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)カンボジア委員会=の会合が行われ、庭野光祥次代会長がWCRP/RfP国際共同議長として出席した。また、6日から11日までの滞在中、同国仏教指導者や宗教大臣を表敬訪問。WCRP/RfP国際委員会の杉野恭一副事務総長が同行した。

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