発祥の地・修養道場で 写経会

猛暑の7月26日、発祥の地・修養道場(東京都杉並区)は静寂に包まれた。常とは違い、集うのは地域住民ら約20人。黙々と筆を運び取り組んでいるのは写経だ。書家で「毎日書道展」審査会員の舘入越堂・芳澍女学院情報国際専門学校非常勤講師の「写経は字の仏をつくる行です」という説明に続き、「般若心経」「宝塔偈」「如来神力品」「延命十句観音経」から一つを選び、一字一字に心を込めて、丁寧に揮毫(きごう)していく。参加した男性は、「筆ペンと違い、毛筆は難しいですね。でも、勉強になりました」と語った。

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新宗連青年会 平和学習会

昭和20年3月10日、東京の景色は一変する。

「午前零時過ぎ、B29が焼夷弾(しょういだん)を雨あられのように落とす中、兄に手を引っ張られて必死に逃げました」

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食から見た現代(19) 冷えたままのコンビニ弁当  文・石井光太(作家)

神奈川県川崎市の京浜工業地帯の一角に、コンクリートでできた三階建ての重厚な建物がある。一見すると低層階のオフィスビルのようだ。

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「盂蘭盆会」 庭野会長が法話 親子の縁の深さ、貴さ説く(動画あり)

時折激しく降る雨が凜(りん)とした朝顔を打つ7月15日、先祖の御霊(みたま)を迎え、真心からの回向供養を捧げる「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が大聖堂および全国各教会で厳修された。大聖堂には約1400人が参集。中野教会の会員(84)は「主人が新盆なので」と、合羽(かっぱ)を着て、シルバーカーを押しながら参拝した。

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荒川教会「降誕会」から 元小学校校長が講話 いのちを輝かせよう

「若い人たちに、いのちを輝かせてほしい」――瀧川浩代教会長の願いのもと、4月6日、立正佼成会荒川教会は「降誕会(花まつり)」を開催した。読経供養では少年部員、学生部員が誓願して式衆をつとめ、説法には学生部長(24)が立った。式典で、『人は誰もが尊い』をテーマに、荒川教会会員で元小学校校長(68)が行った講話の一部を紹介する。

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食から見た現代(18) 食べるのが苦手な子どもたち〈後編〉  文・石井光太(作家)

前編につづいて、子どもの少食、偏食、小児摂食障害について、NPO法人「はぐもぐ」の代表・小浦ゆきえ氏(48歳)と共に考えていきたい。

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佼成新聞バチカン支局 宮平支局長が語る「新ローマ教皇レオ14世就任」

2025年5月8日、ローマ・カトリック教会の新たな歴史が刻まれました。前ローマ教皇フランシスコの帰天に伴い開かれたコンクラーベ(教皇選挙)にて、カトリック史上初のアメリカ人教皇が誕生しました。その歴史的瞬間に立ち会った、佼成新聞バチカン支局の宮平宏支局長のインタビュー動画をお届けします。

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食から見た現代(17) 食べるのが苦手な子どもたち〈前編〉  文・石井光太(作家)

「食べるのが苦手な子どもが増えました。食べることに関心を示さなかったり、嫌がったりする子がとても多いのです」

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佼成霊園の新しい取り組み

「お墓の承継者がいない」という現状や、「子や孫に安心してほしい」などの思いで、一般墓(家族単位で代々引き継ぐ伝統的な墓地)以外の形での供養や「墓じまい」を考える人が増えている。そのような社会事情を踏まえ、佼成霊園(東京・東大和市)が提案する新たな取り組みを、供養や改葬に関する疑問に答えながら紹介する。

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食から見た現代(16) 15分から勤務できるカフェレストラン 文・石井光太(作家)

愛知県春日井市に、テラスの付いたカフェレストランがある。ポテトを使った美味しい料理と、看板犬が人気の「ワンぽてぃと」だ。

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