心の悠遠――現代社会と瞑想(4) 写真・文 松原正樹(臨済宗妙心寺派佛母寺住職)
法華経と白隠の「生きた遺産」
日本臨済宗中興の祖として知られる白隠慧鶴禅師(1686-1769)は、一昨年、250年遠忌を迎えた。今日、日本に伝わる「臨済禅」の法系は全て白隠下になるから、現在の「臨済禅」は文字通り「白隠禅」と言ってよい。その白隠が42歳のある晩、法華経の「譬諭(ひゆ)品」にまで読み進んだ時、ちょうど、コオロギの鳴く声を聞いて、豁然(かつぜん)として、最終的に大悟したといわれる。その声を聞いて白隠は初めて法華経の深意を悟ったという。そのことを『白隠禅師年譜』は次のように記している。
TKWO――音楽とともにある人生♪ ティンパニ・坂本雄希さん Vol.2
現在、東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)のティンパニ奏者として、楽団のハーモニーを支え、リズムをリードする坂本雄希さん。今回は、坂本さんの音楽との出合いや、吹奏楽コンクール出場にまつわる学生時代のエピソードなどを紹介する。
【宇都宮教会】 教会発足60周年記念式典
立正佼成会宇都宮教会は6月23日、宇都宮市文化会館で教会発足60周年記念式典を挙行し、1600人が参集した。花や灯明などを供える奉献の儀、読経供養の後、少年部長(43)が体験説法。お役やサンガ(教えの仲間)との関わりを通し、悩みの種だった父と弟への見方が感謝に変わった喜びを発表した。
西日本豪雨の見舞金に対し京都府から本会に表彰状
「京都府開庁記念日記念式典」が6月19日、京都市にある府民ホール・アルティで行われ、席上、立正佼成会が「篤志者」として表彰された。昨年7月の西日本豪雨(平成30年7月豪雨)で災害に見舞われた同府への本会一食(いちじき)平和基金による見舞金(150万円)の贈呈に対してのものだ。
佼成学園高アメフット部「ロータス」 関東大会3連覇
「第45回関東高等学校アメリカンフットボール大会」の決勝が6月23日、東京・調布市のアミノバイタルフィールドで行われ、佼成学園高校アメリカンフットボール部「ロータス」が法政大学第二高校に39対21で勝利し、同大会3連覇を達成した。
ローマ教皇 トランプ大統領と金委員長の電撃会見に言及(海外通信・バチカン支局)
トランプ米大統領は6月30日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と南北軍事境界線のある板門店で会談し、現職の米大統領として初めて北朝鮮の地を踏んだ。
佼成学園中アメフット部「ロータス」 日本一決めるマリンボウル出場へ
「マリンボウルトーナメント」の関東大会の決勝が6月23日、千葉・習志野市のオービック習志野グラウンドで行われ、佼成学園中学アメリカンフットボール部「ロータス」がジュニアシーガルズ(千葉)に14対0で勝利し、3年ぶりの優勝を果たした。