【青森教会】 教会発足60周年記念式典

立正佼成会青森教会の教会発足60周年記念式典が6月23日、教会道場で開催され、502人が参集した。

式典では花や灯明などを供える奉献の儀に続き、読経供養、功労者表彰が行われた。

次いで、3月23日に逝去した女性会員(享年68)の説法原稿を、息子(33)が代読。昨年2月、がんで余命3カ月と診断され、病苦と闘いながらも、信仰を支えに周囲の人を思いやり、縁を大切にし続けた体験を紹介した。

この後、講演に立った園浩一布教相談役は、良寛禅師、日蓮聖人の言葉や、『法句経』の一節を引用し、信仰していると、命の尊さや命をつないでくれた先祖の大切さに気づくことができると語った。また、体験説法に触れ、女性会員が生前愛唱していた「白いブランコ」「夜明けのスキャット」をハーモニカで演奏した。