八戸、高松の両教会で周年記念式典

八戸教会

立正佼成会八戸教会は昨年、発足60周年を迎え、6月6日に教会道場で記念式典を行った。式典の模様は、動画共有サイトを通じて会員にライブ配信された。

当日は、橋本剛志教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、女性会員(60)が体験説法。夫が精神的に落ち込むようになり、サンガ(教えの仲間)のアドバイスで自身の触れ合い方を見つめ直したことを発表した。夫の気持ちを聞くように努め、寄り添うことができた喜びを語った。

この後、講話に立った椎名啓至参務は、自分が救われた体験を人に語る大切さを説いた庭野日敬開祖の法話を紹介。「教えによって救われたという事実が、人の心を動かし、引きつけるのです。皆さんの体験を触れ合う方にお伝えしてください」と述べた。

高松教会

立正佼成会高松教会は昨年に発足60周年を迎え、6月6日、『悠遠~つたえます ひろげます つなげます ありがとうのバトン』をテーマに教会道場で記念式典を行った。式典の模様は動画共有サイトを通じて会員に配信された。

主任(61)のサヌカイト演奏で開式。木村恭子教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて壮年部員(58)が体験説法。心身の不調に悩んだ時、家族やサンガが支えてくれたことを振り返り、その感謝を忘れずに精進して、「人を和ませる私になりたい」と誓願した。

この後、高松市出身の絵本作家、飛鳥童氏による記念講演の映像を配信。飛鳥氏は、大人が子供とコミュニケーションを取り、共に学ぶことで、互いのコミュニケーション能力が育つと述べた。