私の“即是道場”(2)
新型コロナウイルスの感染を防止するため、多くの人が外出を自粛し、これまでと違った生活を送っています。このほど、読者の皆さまに、暮らしや職場での工夫、日々の生活や仕事の中で得た気づき、助け合いや支え合いのエピソードを『私の“即是道場”』をテーマに募集しました。頂いた投稿の中から、今回は、広島教会の「M.O」さん、「R.H」さんの2人の投稿を紹介します。(タイトルは編集部)
※「即是道場」(この処は即ち是れ道場なり=このところはすなわちこれどうじょうなり)とは、自分が居(い)る所、住んでいる所、身を置く所、すべてが道場であるという意味です。法華経の「如来神力品」にある言葉です
書き起こす文字に心を込めて
「即是道場」の精神で、日々を過ごす大切さを教えて頂きました。それを支えとし、新型コロナウイルスによる自粛生活中も、毎日、家庭で修行させて頂いております。
ご命日に、インターネットでライブ配信される大聖堂でのご供養も拝見しています。毎回、導師をつとめる教団代表の方のごあいさつを拝聴するのが今の生活の励みで、とても有り難い機会です。
多くの会員さんにも、聴いて頂きたいのですが、中には、インターネット環境が整っておらず、視聴できない人もいらっしゃるのではと思いました。そこで、映像を繰り返し視聴しては言葉を書き起こし、コピーをして、支部の主任さんにお願いをして、サンガ(教えの仲間)に配って頂いております。今の私にできることは、このことかなと思い、始めさせて頂きました。
6月4日の配信では、鳥のオウムのように、真心からコツコツと続ける実践が大切ですとのお話でした。今、自然とそうさせて頂けるような私になりたいとの思いです。これまで育ててくださった両親、徳を積んでくださったご先祖さまに感謝し、これからも精進させて頂きます。
(M.O・48歳女性・広島教会)